2016/11/2
「元祖」
6月18日、7：５８頃、大阪市北区・高槻市
枚方市・茨木市・箕面市を中心に
震度６弱の地震が発生しました。
大阪府で震度６を観測した地震は初めて
だそうです。
当日は、ちょうど仕事に出ようかという
所でした。
「ん？地震？」と把握する間もなく
大きな揺れが起こりました。
家族と一塊になりながら
「これはあかんかもしれん・・・」という
想いが頭をよぎりました。
吹田も様々な被害が出ました。
皆様も内容・状況は違えど、「当たり前」のことが
「当たり前」でなくなる生活を余儀なくされたかと
思います。
施設では幸いご利用者様が怪我をするようなことは
起こりませんでしたが、職員がエレベーターに
閉じ込められる・交通機関の麻痺により２・３時間
かけて歩いて出勤するなど、様々なことが起こりました。
私が施設に到着したときは、事務所の時計が落下し
盤面のガラスが割れていました。
今はガラスを取り払って掛けております。
個人的には「まだ被害は少なく済んだのかな・・・」
と感じていますが、それでも様々な対応に追われました。
沢山の職員とご利用者様のご協力のもと、
大きな混乱もなく切り抜けることができたと
思っております。
「当たり前のこと」は「当たり前でない」ということを
身をもって知らされれた出来事でした。
施設はご利用者様にとって「生活の場」であります。
「ごはんを食べる」「トイレに行く」「お風呂に入る」
「気の合う人とたわいのないことを話す」などなど
このような「当たり前」のことには沢山の人が
関わっていることを「忘れるなよ」と
地球から言われた気もします。