2017.05.03

P‐90のレスポール

フェリーチェ 入所/ショート その他 

入所介護部の浦部です。

 

子供が産まれ、マンションのローンを抱える身でありながら、新しいギターを買ってしまいました。

 

 

 

ギブソン レスポールスタジオ 60‘sトリビュートというモデルです。

 

P90が載ったレスポールが以前から欲しかったんですが、さすがに値段が高くて手が出ませんでした。

 

これはギブソンでも10万を切る値段で(それでも高い買い物ですが・・)、レスポールJrやスペシャルと違い、スタンダードに近い形でバッチリでした。

 

 

今でこそ「レスポール、かっこええなぁ」と思うんですが、ギターを始めた頃はレスポールやストラト、テレキャスターなど定番のモデルは苦手でした。

 

「レスポールは田舎臭いし、テレキャスターはただの板みたいやし、ストラトはクワガタみたいやし」

 

と、まったく興味がありませんでした。

 

 

初めてのギターは当時好きだった(今もですが)、Xのhideモデルでした。

 

親がクリスマスプレゼントとして買ってくれました。

 

中学生、しかも初めてのギターとしてはめちゃくちゃ勿体ない代物です。

 

「好きなギターから始めた方が長続きするから」と男前なことを親に言われ、一緒に楽器屋さんに行きました。

 

hideモデルは「モッキンバード」といわれるモデルで変形ギターになります。

 

 

ちょっと変わった造形に惹かれました。レスポールやストラトなどの定番モデルより、はるかにかっこよく見えました。

 

 

高校に入り、バイトで初めて自分で買ったギターは「フライングV」という、これまた変形ギターでした。

 

中3の頃から「筋肉少女帯」が大好きになり、ギタリストの橘高文彦氏に傾倒するようになりました。

 

その橘高氏が愛用しているのがフライングVです。

 

 

18くらいの頃に「ミッシェルガン・エレファント」にハマりました。

 

次はミッシェルのギタリストのアベフトシのカッティングにシビれ、嫌いだったはずのテレキャスターがめちゃくちゃカッコよく感じるようになりました。

 

それまで使っていたギターのピックアップだとアベのマシンガンのようなカッティングが難しいこともあり、テレキャスターを使うようになりました。

 

東京にある「松下工房」という、アベフトシがギターを作ってもらっていた工房に自分のテレキャスターを送り、アベと全く同じブラックにリフィニッシュしてもらったりもしました。(えらいもんで塗装を換えただけで、ボディの鳴りや音がめちゃくちゃ良くなりました。松下工房はやはり凄いです)

 

 

それからブログで紹介したムスタングや今回のレスポールなど、昔は何とも思わなかったモデルが大好きになるなんて思っていませんでした。

 

 

話しは変わるのですが、

 

よく利用者様の生活歴の「趣味」や「仕事」を手がかりとして関わることがあります。

 

例えば音楽、歌うことが好きだった方に音楽鑑賞や合唱のレクにお誘いしても、「ええわ」と断られることがあります。

 

 

昔は好きだったけど、今はそうでもない

 

 

ということですね。

 

反対に音楽なんて興味もなかった方が、歌のレクをしていると、少し離れた所で口ずさんでいたり。

 

 

仕事の場合だと、家族を支える為にしんどくて大変だったけどせざるを得なかったというケースもあります。

 

 

その方の「昔」と「今」を踏まえて「生活歴」を活かさんといかんなぁとしみじみ思うわけです。

 

 

 

 

 

 

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