身体障がい者補助犬の受け入れ

当院では、2003年10月に施行された身体障害者補助犬法に則り、
身体障がい者補助犬(以下、補助犬という)の同伴を受け入れています。
なお、補助犬以外の動物(ペットやセラピー犬を含む)同伴での来院はお断りしております。

補助犬とは

盲導犬・聴導犬・介助犬の3種類があります。

盲導犬
視覚障がい者の歩行誘導を訓練された犬です。障害物を避けたり、曲がり道で立ち止まったりするなど、補助犬使用者を安全に歩くことを補助します。「ハーネス(胴輪)」を着けています。
聴導犬
聴覚障がい者の耳の代わりに、補助犬使用者に音・声を知らせる訓練をした犬です。インターホンや呼び鈴、名前を呼ばれたときに、そのことを補助犬使用者に知らせます。「聴導犬」の表示札を着けています。
介助犬
肢体不自由者(手や足等に障がいのある人)の日常生活動作を介助する訓練を受けた犬です。落ちたものを拾って渡したり、ドアの開閉、起立や移乗などを介助します。「介助犬」の表示札を着けています。

補助犬を同伴しての来院に際して

補助犬を同伴されてのご来院にあたっては、必要に応じて以下の点について確認させていただく場合がありますので、ご了承ください。

  • 身体障害者補助犬健康管理手帳
  • 盲導犬使用者証または身体障害者補助犬認定証
  • 予防接種の有無

院内での補助犬の同伴区域

同伴区域は、その他の来院および入院患者さんと同様としています。以下のとおり可能区域と禁止区域を定めています(※)。

【同伴可能区域】
玄関ホール、外来待合、各診療科待合、診察室、健診センター
【同伴禁止区域】
入院部門、放射線部門、検査部門、薬剤部門、化学療法室、手術室、集中治療室、無菌室

※同伴可能区域でも、安全管理上、スペースの関係上、または近くに感染症やアレルギーの患者さんがいる、犬を怖がる方がいる等状況を判断して同伴をご遠慮いただく場合がありますので、ご了承ください。

院内で補助犬を見かけた際は

  • 上でも述べているとおり、補助犬の受け入れは、身体障害者補助犬法に則ったことです。障がい者の方もそうでない方と等しく医療を受け健康な生活を送るための対応です。ご理解・ご協力をお願いします。
  • 補助犬は、特別な訓練を受けた犬であり、使用者により適切な健康管理・行動管理をされています。他の患者さん等に迷惑をかけることはありません。
  • 補助犬は使用者のそばで仕事をしています。声をかけたり触れたり、飲食物を与たりするなどの行為はご遠慮ください。
  • 犬のアレルギーがある方、犬に恐怖心のある方は、その旨を遠慮せず職員にお知らせください。