地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟は、急性期病棟に比べ緊急性は高くないものの、在宅での療養に不安がある方や、リハビリなどのサポートが必要な方で、退院後も患者さまが住み慣れた地域で生活するためのサポートをする病棟です。

病床数
38床

地域包括ケアシステムとは

耳馴染みのない方が多いかもしれませんが、超高齢化に耐えうる社会を作るため2014年に医療介護総合確保推進法が策定され、これに伴い新設された入院システムです。住み慣れた地元で、医療、介護を受け、自分らしく最後まで暮らすことを目的とした地域包括ケアシステムの要となります。

「時々入院、ほぼ自宅」を実現するために

こんな悩みを抱える方々に、
地域のかかりつけの先生方と連携しながら
利用していただく病棟です。

地域包括ケア病棟のご利用例

  • ご自宅や、介護施設でお食事やお茶が飲み込みにくくなってきた
    嚥下訓練入院
    短期集中で言語聴覚士による嚥下リハビリテーション入院もできます。
  • 介護が必要だが、ご家族の疲れや病気が原因で自宅での介護が一時的に困難になった
    レスパイト入院
    ご家族の体調が戻られるまでの短い期間、入院していただくことができます。
  • 糖尿病や脂質異常症で体重が減らない、数値がなかなか良くならない
    ダイエット入院
    管理栄養士、理学療法士と一緒に食事療法、運動療法で体重を減らす、血液検査数値を改善します。
地域包括ケア病棟は
「おうちで暮らす」を目標としているため、
入院期間は60日までと決められています。