2022年4月より、医療法人ラポール会の理事長に就任いたしました樋口和秀でございます。医療法人ラポール会は、昭和57年5月に青山病院を開設して以来、今年で40周年を迎えることになりました。これも一重に地域の皆様方のご指導とお力添えのおかげと、深く感謝いたしております。
青山メディカルグループは医療グループが3法人9事業、福祉グループが2法人88事業、企業グループでは、有料老人ホームの運営や海外人材の育成、留学コンサルティングなど幅広く事業を展開しております。医療系においては、専門病院として特化した青山脳神経外科病院や小児専門の青山こどもクリニック、また在宅医療を中心とした青山藤ヶ丘病院や青山歯科クリニックの訪問診療、長期療養型の青山第二病院があります。そして、青山病院は消化器疾患及び口腔外科疾患を中心とした急性期医療とリハビリテーションの回復期機能を持ち合わせたケアミックス病院となります。

私は、これまで大阪医科薬科大学の内科の教授、附属病院の副院長、院長補佐を務めてきました。学会活動では、内科学会の理事、消化管学会の理事長、消化器内視鏡学会の理事などを歴任し、内科学、消化器病学を中心に医療の発展に貢献してきたつもりです。
これからは、地域の先生方、患者様と一体となり、地域医療の発展に精進したいと思っています。
病気になられた患者様の治療に関しては、最先端の医療や技術を提供していきたいと存じます。超高齢化社会に突入した現在では、いかに幸せな満足のいく看取りを遂行していくかが我々医療人に課せられた課題です。青山メディカルグループでは、それらをできるだけスムーズに行えるようにいろんなお手伝いをさせていただこうと日夜努力しております。また、最近では、胃カメラも健診で行われる時代になってきました。青山病院では、健診事業にも参入し、できるだけ、早期に病気を見つけ、治療するお手伝いをさせていただいております。さらに、その病気にかからないよう（未病）に早期に生活習慣などに介入していくことも我々の責務だと思っています。
青山病院は、この度、増改築をし、新たな病院に生まれ変わりました。最新の医療機器も導入し、皆様方に最先端の医療をお受けいただけるように努力しております。地域の様々な医療機関との連携はもちろん、青山メディカルグループ内での連携も充実させ、地域の医療・介護を担っていく所存です。
健診から治療・介護まで充実している青山病院グループを、私の青山（せいざん）だと思い地域医療に貢献して参ります。何卒ご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。