7月に入り、梅雨明けが近づいてきました。リハビリテーション部のNです。

先々月、手を骨折して1ヶ月以上休職することになり実家のある九州の島に帰省しました。島の梅雨入りは例年早く、梅雨明けも早いですが、天気が変わりやすく帰省中に台風もありました。島のスーパーは台風が来るとパンや牛乳、その他物資の調達が滞りやすく、この光景を見ると島に帰ってきたなとより強く実感します。

私自身けがの経験が何度かあり、患者様の気持ちがより分かることがあります。

しかし、セラピストは当事者ではないので自分で想像してみても分からない、細かい日常生活での動作の困難さからのストレス等を患者様は感じています。今回、実際にギプスを付けた状態での日常生活を通して、五体満足がどれだけ幸せか身に染みた経験でした。決して喜ばしい経験ではありませんが、この仕事をしているからこそ、より当事者の外側からだけでは見えない、気持ちを考える良い機会になったと振り返りました。誰もができる経験ではないですが、実際に当事者になった身から助言できる工夫も増えたような気がします。これからの仕事にも活かしていければと思います。

最後に、台風一過の島の海の風景写真を載せて終わりたいと思います。